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子どもサンカク広場について

◆概要◆

柏に限らず、園庭が無くて困っている保育園は山ほどあります。

これは日本全国の中心市街地における共通課題。

このプロジェクトはそれを解決することを目的とした期間限定のプロジェクトです。

2018年に実施した「PUBLIC LIFE KASHIWA」にて保育園の園児たちが本実験エリアを頻繁に利用したことから、柏セントラル内の子どもの居場所の少なさを発見しました。

そこで、UDC2の会員が所有する民間の駐車場をUDC2が借りて、園庭の無い保育園に貸し出しをするというプロジェクトをスタート。

子どもたちが、安全に、健やかに、思いっ切りあそぶ場所を都市の中に設けることを目指します。

PUBLIC LIFE KASHIWA「さいわいリビング」にて、保育園児たちが空間を使っている様子。

サンカク広場の位置図。

◆プロセス◆

1.地元のニーズ把握

柏セントラルに立地する7つの保育園等にニーズ調査を実施しました。

結果、

「毎日でも使用したい!」

「公園でできない遊びができると良いな!」

「近隣に公園が無いため、子ども達を遊ばせる場所が無くて困っている!」

という意見をいただきました。

2.建築家による「パブリックスペースこどもキット」のスタディ開始

本プロジェクトにおいて駐車場を暫定的に借りるだけなので

お金をかけてしっかりしたものを作る予定はありませんでした。

そこで、前回の社会実験「PUBULIC LIFE KASHIWA」にて

パブリックスペースキットを開発した 株式会社小さな都市計画(ミリメーター) さんに依頼し、

パブリックスペースこどもキットの検討をスタートしました。

3.保育園へのヒアリング

6つのアイデアを作っていただきました。

保育園の子どもたちに人気投票をすることも検討しましたが、

やはりプロの方々の意見を伺うことにしました。

保育園の先生方に声掛けをしたところ、3つの園の先生方が集まってくれました。

子どもの学びや発育に最も有効そうで、かつ安全性もあり、何よりも楽しいもの。

意外にも先生方が選んだアイデアは一致しました!

先生方とのワークショップの様子

4.こどもキットの制作

保育園ヒアリングを踏まえて若干の修正を行い、制作を進めました。

5.オープニングセレモニー

こどもたちがテープカットを行い、サンカク広場はオープンしました!

キットはどれも子どもたちに大人気。

サンカク広場は、子どもたちの嬉しそうな笑い声で溢れました。

オープニング当日。テープカット。ワクワクドキドキしてます。

10分後にはこの使いこなし! アグレッシブ!!

「つくってくれてありがとう」と。見つけた時は泣きそうでした。

6.運営開始

登録している3つの園の子どもたちが元気に遊んでいます!!

→現在は4つの園が利用しています(2019年12月追記)

パブリックスペースこどもキット「YAMA-YAMA」

パブリックスペースこどもキット「SUKE-SUKE」

◆POINT◆

・オーナーはUDC2の会員であり、これまでのUDC2の活動を理解していた。

・出入り口に扉があるので、子ども達は貸し切りで過ごすことができる。これは安全管理上、非常に良い。

・園庭の無い保育園は地域の公園を巡って園庭代わりに使っている。ただし、保育園側は「迷惑をかけないように」細心の注意を払っている。
 そうした意味で、保育園の先生方のストレス軽減にも繋がる。

・裏通りの細い路地にある駐車場だったので、これまで何度もゴミを捨てられたり、汚されたりして駐車場オーナーは困っていた。
 しかし、この活用がスタートしてから一度も汚されることが無くなったとのこと。(追記)

◆クレジット◆

プロジェクト名:子どもサンカク広場

主催:一般社団法人柏アーバンデザインセンター(UDC2)

協力:一般財団法人柏市まちづくり公社、有限会社細田ビル

デザイン:株式会社小さな都市計画(ミリメーター)

施工:株式会社クリエ鈴木建設

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