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デッキパークについて

◆概要◆

 柏セントラルの課題の一つに公園不足が挙げられます。柏駅周辺には、公園だけでなく休憩施設や緑が不足しているため、柏駅東口のダブルデッキを公園のような憩いの空間へ変質させることを目指した社会実験になります。

 人工芝や木製ベンチ等を散在させることでダブルデッキを高質化しました。また、同時期に行っていた社会実験「カシワテラス」への誘導やデッキ上の回遊性を生み出す仕掛けとして、ダブルデッキ上の手すりに緑色のフィルターを貼り、そこにこれまでに集めた市民の声を掲載しました。

 こうして無機質であったダブルデッキは、2020年2月より「デッキパーク」として、今後の駅前広場の可能性を探る社会実験を実施しています。

◆運営範囲◆

◆使われ方◆

デッキパークオープン後は、ほぼ全てのベンチが利用されるようになり、人工芝によるイメージの変化も相まって、「憩いの場」としての可能性を見出すことができました。

利用者層に着目すると設置の前後で大きく変化したのは、中高生およびベビーカーを押している子育て世代が多く滞留するようになったことです。午前中から昼頃には人工芝上で乳幼児が楽しく遊んでいたり、高齢の方たちの談笑が見受けられ、夕方以降は中高生がベンチで仲間たちとお喋りしていたりといった風景が多く見られるようになりました。また、多くのイスを設置しましたが、イスが無くても人工芝に座るという若者が増えており、事実上全てのエリアが休憩機能として役立っています。

駅前から“緑”が奥まで続いています。
若者たちがゆったりと過ごす、夜のダブルデッキ
柏駅前に憩いの空間が広がる
保育園の集合場所に利用されています!!
多様なアクティビティが発生
学校帰りにおしゃべりする高校性たち

◆効果◆

 これまで柏セントラルでは若者の居場所が足りないことや、子育て世代に優しくないという指摘もありましたが、空間を変化させることで十分に解決できうるという実証に繋がっています。また、ダブルデッキの空間の質を向上させることで、利用者層が広がるという結果となり、アクティビティの数が増加しました。ヤンゲールの言う「屋外空間の質が高まると任意活動(余暇的な活動)が大きく増加する」ということが実証されています。

 また、今回の社会実験に賛同していただいた株式会社グリーンフィールド様より、劣化した芝生の提供と張り替え作業を無償でおこなっていただくなど、周辺の企業がまちづくりに貢献にするなど変化も起きました!!

張り替え作業中
グリーンフィールドのみなさん

◆POINT◆

‍・駅の改札から出てすぐの場所なのでアクセスが良好です。

・改札から外に出た瞬間に緑が見え、まちの顔としてのイメージアップに繋がっています。

・デッキ上なので交通上危険が無く、多くの人が安心して利用しています。

・道路上の扱いですが、管理者である柏市やデッキ管理を行っている柏市まちづくり公社と連携することで空間を形成しています。

◆クレジット◆

‍プロジェクト名:デッキパーク

‍主催:一般社団法人柏アーバンデザインセンター(UDC2)

‍後援:柏市

協力:柏市まちづくり公社

協賛:株式会社グリーンフィールド

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